こんにちは、皆さま
前回の話では無事に転職先を見つけられたところでおわりました。
今の会社では製品も作って販売している部署もありますが、特定派遣を行う部署もあり、
前職と同じ作業を引き続き行っていました。
長年やっていた作業のため即戦力として迎え入れられ、順調な滑り出しとなりました。
皆さんも経験があると思いますが、仕事中でも休みの日でもお構いなしにかかってくる
不動産営業の電話。
ネズさんのFIRE話を聞いて不動産投資が現実味を帯びていた私にもそんな電話がかかってきました。
電話がかかってくる少し前のある日、私は青汁やサプリメントのように不動産投資の会社が
テレビCMを放映しているのをみたのでした。地方ローカル局とはいえ番組を作って放映しているなら
不動産投資自体は悪いものではないのではないか?と思うようになっていたので
話を聞いてみることにしたのでした。
まず、常套句のように言う節税対策は、「ローンを組んでワンルームマンションを貸していることで
赤字経営になるので会社員としての年収と合わせると全体の収入が減るのでかかる税金が減りますよ」
というロジックでした。
次に保険代わりにどうですか?は、「団信で死亡した際に支払いが必要なくなるのでマンションは
残してあげられます」という内容ですね。
転職して収入が増えた私はとりあえずやってみようとローンの審査に必要な情報を伝えるのでした。
2,3日すると「ローンが通りそうなので進められますよ!どうしますか?」と言われたので
悩みはしながらも、会社近くのファミレスで定時後に待ち合わせをし直接会うことにしました。
ファミレスについて電話をすると結構若めの担当が待っていて、電話口で名乗っていたタナカではなく
サルタと書かれた名刺を受け取ります。
やっぱり不動産営業だと、「何だアイツ、○○コンサルのタナカがしつこい!」
とか言われちゃう可能性があって偽名をつかっていたのでしょう。
初回はまだ物件は決まっておらず、契約をスタートさせるところからになります。
契約書に必要情報を書き込んで印鑑を押して預けて次の週、
今度は不動産業者との契約のためまた同じファミレスで待ち合わせをします。
サルタさんの上司も同席していました。上司はツーブロオールバックのまさに不動産営業の風貌で
確かにこの見た目だと強そうだし仕事出来そうに見えるからいいのかもしれないと感じます。
不動産業者もこの上司がいることで疑いもなく契約を結んでくれました。
この時は800万ぐらいの物件だったと思います。
そして最後の待ち合わせはローン会社との契約になりました。
契約書に署名しようとすると金額が1200万になっていました。
どうやら物件が不動産業者と契約したものから別なものに変えられていたようです。
違和感は持ったものの、物件が手に入るのであれば問題ないかと考えて
そのまま契約し晴れてワンルームマンションオーナーなることができました。
これで夢の不労所得に向けた第一歩を踏む出すことができたのです。